読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

具体的な話をどうやって引き出すか…

話は具体的であるほどに,人の心に届くと思います。

 

勉強させていただいているのが,佐々木倫子さん

たとえば,

 

 この本の最終ページには,70名・団体の「ご協力いただいた方」

がでてきます。

これだけの方にヒアリングをしているのです。

 

おそらく,会議室に呼び出して,「おもしろい話ありませんか?」では

ここまで,具体的な話はしていないはずです。

 

たとえば,「ご自身の失敗談を話す」など,話の導火線に火をつける

ことをされているはずですし,

もっといえば,お酒を飲みながらかもしれません。

 

そのときには,あまりに目をらんらんとさせすぎず,

かといって,かしこまらず,

「うんうん」と話しやすい姿勢も大切だと思います。

 

どうやって書いているのだろう。

そう考えていたときに,こんな記事に当たりました。

 

トキワ荘プロジェクト | NEWS | 「編集者にどんなに直されても、結局最後に残るものが作家の個性。」編集長の部屋(9)前編:ヒバナ 湯浅生史編集リーダー

――具体的にどういうことがあったのですか。

佐々木倫子さんは、本当にワンアンドオンリーというか、だれも後継者になれない、佐々木さんが描いたら全部佐々木さんのマンガって感じの個性的な作風ですよね。でも、打ち合わせではすごく編集者の意見を聞いてきて、いいと思ったらすぐ取り入れようとするんですよ。

全てが、佐々木さんの脳みその中から出てくるんじゃないかなっていうくらいの強烈な個性を持っている方なので、打ち合せをがっちりやるという方法にとてもびっくりしました。

 

――つまり、普通の意見なのに作品に入れてくれるんだけれども、出てくるときは佐々木さんオリジナルになってるってことですか。

世界観や雰囲気が佐々木さん独特な感じのものなので、ひとつひとつの台詞とか、キャラの動きとかを全部100パーセント自分の頭の中で組み立てているんじゃないかなっていう気がしていたんですね。

でも実際には「たくさん打ち合わせしてくださいね」ということをおっしゃってくれて、打ち合わせに行くとほとんど何の経験もない僕のアイデアを採用してくださることがあるんですよ。僕のアイデアを採用されてしまっても、自分は不安なんですけどね。でもそれがマンガの画にはまって仕上がってくると、自分が出した台詞がそのまま書いてあるのに、まったく自分が思いついた台詞の気がしないんです。

 

やっぱり話を具体的に聞いているのです。

それでいてぶれないのは,自分が決めるという軸がしっかりしているから。

 

軸を決めて,話を聞く。

これからの課題にしようと思います