してあげればよかった
黒川さんの本を改めて読み返しました。
いつも,相手に責任を押しつけがちです。
でも,ワタシが悪くないということを相手に認めさせて,
自分の存在意義になるでしょうか。
かえって,憎しみを買うだけかもしれません。
不幸な出来事があったとき
まずは,自分にできたことを考えて,「してあげればよかった」
と言うことは,単なる共感を示す以上に思いが伝わると思います。
黒川さんは,
1 トラブルを乗り越えて,信頼関係が生まれる
2 自分に出来ることを再確認することで,同じことがおこったら,
とっさに対応できるようになる。
3 そういう言葉をかけてもらえるようになる。
と言っていましたが,そのとおりだとおもいます。
配偶者が「トイレットペーパーがない」と言われて,
「あなたが担当でしょ」と言い返すと,
「いつ,自分の担当にきまったんだ」「かさばるのに」
「トイレットペーパーくらい,たまには買ってきてよ」
と,反撃ののろしがあがってしまいます。
「前回補充するときに,あと2個とメモに書いておけば良かったね」
といっておけば,
「いや,自分が最後の1個をセットしたんだから,自分が買ってくれば
よかったんだよ」という応答をうみ,
「自分が買ってこようか」になります。
ただ,なかなか,その境地までは…。
いまのワタシ。
口で「しておけばよかった」と言っていても,
目が「お前の担当だろう」という気持ちを隠しきれず,伝わってしまうようです。
ですので,ドア越しに言うようにしています。