ものすごい本をみつけました(最終回)

今日もこの本から

 

仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

 

 

小西さんは,メモは将来の自分に伝えるものでなければならないと

指摘します。

その上で,

 

1 見出し 

 (yahooのニュースは13字で 

  場所・理由,人・モノ,行為を書くのと同じイメージ)

 

2 ズメモ

 大小ズ

 設計ズ 建物の設計図のイメージ

 関係ズ 線で繋いでみる

 

が重要と指摘します。

そして,

 

私はよく思います。

考えるのが苦しい。

私よりもできる人がいるはずだ。

誰かやってくれ。

眠い。

時間がない。

締め切りが迫っている。

いいアイディアが出ない。

期待を下回れない。

苦しい。

まだできない。

もうにげだしたい。

 

でも,たとえどんなときでも,結局は逃げられない。

なんとかして,結果を残さなければいけない。

そんな辛い思いをしながら日々暮らしていくわけです。

(中略)

でも私はいつも,本当に思って居るんです。

メモが仕事を救ってくれると

 

私は,これまでにも何度か,本当に逃げたしたいと

思ったときに,メモに救われました。

メモは,仕事のスピードが追いつかないときに

即座に考え始めるスピードをくれました。

いきなりみんなの前で話さなければならなくなったときにも

メモは考える余裕と答えをくれました。

 

自分のブログで恐縮ですが,

横山さん その2 - おもしろい?

 

横山さんの講演会が引きつける理由として,

自分のつらい思いを書かれていることがありました。

 

小西さんも同じではないでしょうか。

伊右衛門プレミアムモルツ

小西さんは,成果を出している方です。

「アイディアが天から降ってくるんだよね」

などと述べていれば,ご自身のカリスマ性は上がるはずです。

でも,小西さんは,おそらく,「メモ」で本を出す

メリットとデメリットをお考えになった上で,

それでもメモに関する本を出すと決断されたのだと思います。

しかも,ライバルを育てかねない,考え方のノウハウにも触れているのです。

 

小西さんが考えたメリットとデメリットには,

ご自身が本でもあげられていた,

出した方が世界平和に影響するか

などという視点をあげた価値判断も入っているはずです。

 

一子相伝などで抱え込みたくなるノウハウを惜しげもなく出している。

だからこそ,私は,この本を

「ものすごい本をみつけました」として紹介させていただきました。