小西さんの本を読みました3

引き続き,小西さんの本から

 

人に何かのお願いをするとき,

最初にハードルをあげて,ムリめな要求をした後で

本当の要求をすると,すんなり通りやすい

 

(中略)

 

あなた海外旅行につれてって(ムリめな要求)

むりなの?

じゃあ,温泉は(本当の要求)

 

というところの解説の中で

 

日本人は駆け引きが下手。

海外の露天商とのやりとりでもすぐに引き下がる。

日本人の美徳という人もいるが,

でも本当は,自分の要求がちゃんと伝わるように

考えるべきだ。

国際的なビジネスでも,政治でも

駆け引きがうまくなれば,もっとうまく進むこともあるから

 

と指摘されています。

ここらへんが,小西さんのすごいところです。

 

誠実と愚直は違うはずです。

自分の思いを伝えるためにも,

自分が考えているゴールだけを伝えては,相手に届きません。

 

相手を揺さぶって,動かして,それでこそ,届く物がある。

 

その点の意識。忘れないようにしたいです。

 

(追伸)

いつもいつも,ムリな要求をすると,そういう人と見られてしまいます。

ここぞというタイミングが重要だと思います。