WHO福島報告

WHO福島報告書の翻訳があるそうです。



 

WHO「福島県でガン多発」報告書” 国と記者クラブが無視! 〜誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 - るいネット

 

上記サイトによると,

 

10月20日、環境省が所管する「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」(以下、専門家会議)の第12回会議が東京・港区で開かれた。
 この日、専門家会議は、世界保健機関(WHO)と原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)の2つの国際機関から出されていた線量評価報告書のうち、「福島での被曝によるガンの増加は予想されない」
 というUNSCEAR報告書のほうが「より信頼性が高い」として絶賛。そして、●福島第一原発事故被曝線量はチェルノブイリ原発事故よりもはるかに少ない●懸念されるのは甲状腺(こうじょうせん)ガンだけであり、そのリスクも疫学的にかろうじて増加するかどうかという程度としたUNSCEARの健康リスク評価について「同意する」と表明した。これぞ“我が意を得たり”ということのようだ。

 

これを受けて,報告書を見ました。

 

http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-12/mat03.pdf

 

<被ばく線量評価> ○WHO が事故後約半年のデータを用いて大まかな仮定をおき推計を行う一方で、UNSCEAR は より長い期間のデータを用いて比較的きめ細かく推計している。

 

WHOに関する指摘はこの程度で後は,UNSCEARばかり。

 

となると,WHOのほうを読みたくなるじゃないですか。

でも,英語はあるのですが…日本語が…

 

なんで日本語訳がないんだあ!という感じです。

 

ちなみに,こんな引用なら見つかりました。

 



☆福島第1原発事故:国連報告書「福島県健康調査は不十分」
URL http://mainichi.jp/select/news/20130524k0000e040260000c.html

毎日新聞 2013年05月24日 15時00分(最終更新 05月24日 16時59分)
 東京電力福島第1原発事故による被ばく問題を調査していた国連人権理事会の特別報告者、アナンド・グローバー氏の報告書が24日明らかになった。福島県が実施する県民健康管理調査は不十分として、内部被ばく検査を拡大するよう勧告。被ばく線量が年間1ミリシーベルトを上回る地域は福島以外でも政府が主体になって健康調査をするよう求めるなど、政府や福島県に厳しい内容になっている。近く人権理事会に報告される。

 報告書は、県民健康管理調査で子供の甲状腺検査以外に内部被ばく検査をしていない点を問題視。白血病などの発症も想定して尿検査や血液検査を実施するよう求めた。甲状腺検査についても、画像データやリポートを保護者に渡さず、煩雑な情報開示請求を要求している現状を改めるよう求めている。

 また、一般住民の被ばく基準について、現在の法令が定める年間1ミリシーベルトの限度を守り、それ以上の被ばくをする可能性がある地域では住民の健康調査をするよう政府に要求。国が年間20ミリシーベルトを避難基準としている点に触れ、「人権に基づき1ミリシーベルト以下に抑えるべきだ」と指摘した。

 

健康被害が出るかどうかは,調査しなければわからないではないですか。

健康被害を調査すればわかるじゃないですか。

医者,研究者の先生方。まさか,座っているだけではないでしょうね…

国がやらないなら,基金をつくりますか?