本気の力3

引き続き,このPDFです。

 

http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20151127.pdf

 

裁判では,『争いのない事実』といわれますが,

相手方さえ争わない事実は,真実として,相応の価値があります。

上記で提示されている事実は,

フランス、イギリス、アメリカの核産業労働者の研究対象群の

更新情報はプールされて、『国際核労働者研究』の⼀部分として、

がん死亡の疫学的分析が実施されたものです。

この研究には,日本の厚労省も参加しています。

したがって,国側も『争いのない事実』です。

 

この論文において,下記の通り指摘されています。

 

この研究は、フランス、イギリス、アメリカの核産業界で

典型的に直⾯する、低線量率での放射線被曝の増加が、

直線的な過 剰相対死亡率となっている証拠を提⽰するものである。

(中略)

この分析は、より低線量分野に限定したものだが、

同時にこうした低線量域での “放射線被曝とがんの関連性” に関する

こうした疫学的証拠に、放射線防護の世界の⼈たちの関⼼を

喚起するものとなっている。

0-100mGy の被曝線量域ではまだまだデータの精確度 が不⼗分とはいうものの、

INWORKS は、このように⽩⾎病を除く、

全がんと放射線被曝との関連性について、

これを積極的に⽀持する証拠を提⽰するものである

 

低線量被曝と全がんとの関連性は,国際的にも,積極的に支持されています。