小西さんの本を読みました7
「○○なんだから」という言葉は,嬉しくないから
従いたくないと注意を促した上で
伝わる言葉を書くプロセスを書いた3つのメソッドとして,
1 目的
2 相手の気持ち
3 解決策
で,言葉のアイデアを考えることを提唱されています。
たとえば,
× 男の子なんだから泣かないで我慢しなさい
1 目的 人前で泣かせたくない
2 相手の気持ち 悲しい気持ちは抑えられない
3 解決策 人前ではなかない
↓
悔しかったらないていいけども,友達に見られるから,部屋へ行くかい?
となります。
また,良いアイデアを生むための「永久指標」として
A 実現度(カンタン)
B 発見度(オドロキ)
C 効果度(ウレソウ)
D 拡散度(ヒロガリ)
E 満足度(クライアント)
を提唱されています。
小西さんのすばらしいところは,
3つとか,5つとか,分析的に考えていることです。
普段から,「なぜ」と考えて,
仮説を立てて検証されてきた結果だと思うのです。
吉田さんは
頭の中だけで考えていると
こんがらがったり,モヤモヤしたりする。
そんなときは,頭の中にあることを文字で書いてみるといい
頭の中がすっきりして,アイデアがひらめいたり
考えがまとまったりする。
まさに,思考の「見える化」だ
と指摘されています。
やはり,書いて書いて考えていらっしゃるのです。
普段の仕事に追われがちを言い訳にしない。
忙しいからこそ,書いて考える。
大切にしたいと思うのです。